(産後を振り返る)生後1ヵ月

生後1ヵ月

小さく生まれた双子も無事に育ち、ついに退院しました。

双子生後1ヵ月、お世話1ヵ月目の記録です。

(※当時自分用に書いていた日記をもとに更新しました。乱文お許しください)

(※そのうち、投稿日を当時の日付にします)

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双子退院後の気持ち

まる一ヶ月入院している間に、2人は体重も増え、体もなんだかしっかりした気がします。

さくらは誕生時の1945gから2424gに、なのはは1795gから2180gになりました。

病院から帰ってきて、2人が家に居ることが、当たり前のはずなのに嬉しいです。

おばあちゃんが居るから、お世話もなんとかなるはずですし。

これまでの1ヵ月、あっという間でした。

これからの1ヵ月、1年もきっとあっという間で、す~ぐ大きくなりそうです!

ママ抱っこで泣いちゃうのは

お世話し始めて最初のへこみポイントは、ママ抱っこで泣き止まないことでした。

むしろ私が授乳してる子のほうが泣いてる。

ばばに渡すと泣き止む。

「私がお母さんなのに、どうして!」

と、苦しくなりました。

救いを求めて調べてみると、考えられる理由はいくつかあって、
・やはり経験者の方が抱っこが上手。仕方ないこと。
・ママに甘えてるだけ。他の人だと緊張する。
・お腹がいっぱいでも、おっぱいの匂いで欲しくなって泣いちゃう。
・ママの不安やイライラが伝わる。
・抱く人が変わると気分が変わるだけ。

とかとか色々ありました。

産後の不安定な気持ちから、そう思い込んでいる場合もあると思います。

体験談もたくさんあったし、「同じような人がいる、よくあることなんだ」と思うと安心できました。

それで、悩むのやめたっ!

「泣いてるのは嫌がってるんじゃない、自分の気持ちを訴えかけてくれてるんだ」「必要としてくれてるんだ」

そう思うことにしました。

この子たちにとってのママは、間違いなく私だ。

今後、どうしたって私を一番に求めてくれるはず!

そう思って、落ち込まないようにしていました。

「ママは、赤ちゃんの泣き声で要求が分かる」って本当?

赤ちゃんの泣き方の種類
・「ねぇ~」は空腹
・「へぇ~」は不快
・「おぉ~、あぉ~」は眠い
・「えぁ~、えっ」は、おなかがはっている、げっぷしたい

だそうです。

それで区別できたら苦労はないですが、なかなかそうはいきません。

私はまったく分かりませんでした。

いつでもお腹空いてる泣き方です。

……いつでもお腹空いてたのかなぁ?

白斑? 授乳のトラブルもありました。

赤ちゃんに吸われ慣れていないと、おっぱいトラブルも起きやすいようで、くわえが浅かったりすると余計なりやすいとか。

私も少し、痛い思いをしました。

2人が家に来て1週間した頃だったと思うのですが、白いニキビのようなものがぷっつりとできてしまったのです。

痛いのですが吸わせ続け(それが一番の解消法だとか)、潰れて?血がにじみ、1~2週間くらいで治りました。

保護器も購入したのですが、なんだかうまくいかず、早々に放り投げました。

痛みを和らげるのに、ピアバーユには助けられました。

治っても、またなるかもしれない。

食べるものによって詰まるとかいう話もあるのですが、信憑性も微妙な気がしていて、それより頻回授乳に力を入れようと思い、そこそこ気にしつつも、食べたいものを食べてました。

(ケーキをばか食いとかはしてないですけど)

幸い、後1度くらい軽くなっただけで済みました。

力が抜けた瞬間

双子が退院してから2週間と少し経ったころ。

その日は2人の授乳タイミングがずれて、非常に忙しい1日でした。

朝から休まる暇もなく夜を迎え、やっと2人同時に寝てくれました。

ばぁばに見守りをお願いして、私はお風呂に入ります。

その時、ふっと、「頑張るのやめよう」と思いました。

頑張らない。

そのために2人のタイミングを合わせる。

泣きが激しいときは3時間しなくても授乳する。

母乳量を毎回はからない。(ベビースケールで毎度はかってました。)

母乳量の増加を無理にしようとしない。

いかに楽できるかを考える。

できるだけのことはするけど、無理はしない。

双子育児、どうしたってできないことは出てきます。

とにかく、私が私を追い詰めないようにすることを第一に考え始めたのがこの頃です。

2人分の母乳って出るの?

無理はしないと決めた私ですが、できるものなら母乳量を増やしたいという考えは根強いようで、なかなか吹っ切れませんでした。

直母の瞬間が、母子の絆、みたいなイメージがあったのだと思います。

(実際、ミルクでも良いとは思いつつ、でもできれば……の考えは消えませんでした)

その辺は、揺れる母心です。

昨日までは無理に母乳量増やさなくても良いと思ってたのに、今日はやっぱりなるべく増やしたいと思ってる。

そのために、いろいろな情報を収集して。

巷にあふれる情報は様々で、どれが正しいのか、それは自分で判断するしかありません。

私が調べたところによると、2人分の母乳を出すことは可能なようです。

ただ、そのためには十分な休息が必要です。(双子育児に、それは中々難しい)

更に、子どもの成長との追いかけっこという部分もあり、急に飲む量が増えたりするとどうしても母乳の生産量が追い付かなかったりする、と。

2人分をずっと完全母乳で育てるのは大変です。

ミルクも飲める子であれば、ママ以外の人も授乳ができるので、ママの負担が減るという意味でも、混合が良い、と、この時から頭では思っていました。

でも、1人分くらい出るようになると良いなぁと。

とりあえず、自宅に帰るまでには2人のタイミングを揃えて、今より授乳回数を減らしたい、という楽思考は健在でしたが、でも母乳のことを考えたら今はむしろ頻回の方が良いと。

ということで、この時期はなるべくたくさん吸ってもらってました。(自分の体力と相談)

どれくらいミルクをあげたらいいか分からない。

一回のミルクの半分くらいの母乳しかあげてないのに、あやして寝かせると3時間寝たりして、戸惑いました。

単純に考えれば、一時間半で起きるかな、むしろ寝ないかな、と思っていたのに。

そう、きっちりはいきません。

母乳飲むのに疲れて寝てるだけで、本当は足りてないのかと心配になります。

起こしてでも飲ませるべきか?とか。

頻回授乳してリズムが狂って、自宅に帰るまでに整わなくなったら困るな、とかも。

飲ませる量が多い少ないは、ずっと課題です。

すぐ、少ない気もするし、多い気もするし。

とにかく色々悩んだり考え方180度変わったりしてました。

でも、なんやかんや育ってましたし、噴水のように吐くこともそれほど多くなかったです。

起きられない

3週間ほどした頃の悩みは、夜、双子が泣いても起きられないこと。

ママは起きられるもんだと思ってました。

実際はババやパパの方がちゃんとお世話してるという……お恥ずかしい。

最初はママなのに母性本能足りないのかな、とか悩んだのですが、

「今は任せられる人に任せちゃおう。自宅に帰れば起きられるさ!」

そう思うことにしました。

腰痛・膝痛

同じころ、腰と膝の痛みも酷くありました。

沐浴や寝かしつけスクワットでやられます。

まだ小さい2人にこれなのに、今後私の下半身は耐えられるのかしら……?

と、不安だったのですが、2人が大きくなるにつれ、産後の腰痛(と膝痛)も減ってきて、どうにかなりました。

でも、里帰りがなかったらと思うとゾッとします。

1ヶ月健診

ここでいう1ヵ月は、生まれてからではなく、退院後の1ヵ月です。

体重や身長、頭まわりを測定したり、心音や関節を診察してもらったりしました。

あと注射!

痛そうだったぁ……。

でも普段のギャン泣きとあまり変わらない泣き方で、今後本当の異変に気づいてあげられるか不安になりました。

順調に育ってます、と先生に言われて、すごい嬉しかったです。

子どもの成長が喜び、って親の気持ちが少しは分かった、かも?

疲れも吹き飛びます!

1ヶ月お世話をしてみて、まとめ

2人はいろんな顔をしたり、いろんな声をだしたりしてます。

赤ちゃんってこんなに表情豊かなんだと感心します。

それもだんだん多彩になっているような……

にやっとした笑い、にこっとした微笑み、きょとんと何かを見てるようなつぶらな瞳、おちょぼ口、口と鼻を大きくあけるあくび、ふんばり顔、母乳をあげてるときこちらをチラ見する様子、授乳後の満足そうな顔、気持ち良さそうな寝顔。

どれも可愛いけど、ギャン泣きの顔だけは可愛くないかな……

声も驚くほどいろんな声が出てきます。

くしゆくしゅ泣きの助走が入って、フンギャーって泣いたり、ふぇえんって泣いたり、甘えたような「あ~」、どこから出てるのかキュルキュル、鼻の奥がグォー、おならやゲップの音は大人並みです。

さくらは食欲より睡眠欲。おっぱい飲みながら(量はちょぴっと)寝て、そのまま起きなかったりしました。

それからお風呂で気持ち良さそうな顔をすることが増えました。

目が何かを捉えてるような気がしてきました。

あと笑顔も多くなった気がします。

可愛いです。

体重がどんどん増えて、すでに重い。

泣きすぎで声が枯れて可哀想です。

切なくなる泣き方してます。

ばばと2人でお世話してるので、放置してるわけじゃないのに。

なのはは睡眠欲より食欲かな。

飲み上手さんで、母乳をたくさん飲んでくれます。

飲み終わっても欲しがることが多いです。

鼻をズルズルしてる日があり、とても心配しました。

翌日にはなんともなくなっていたけど。

目が何かを捉えてるような気がしてきました。

ギャン泣きミルクうがいをします。

オムツ替えの時に力一杯泣いて、ミルクがあがってきちゃって、咳き込んで、可哀想です。

* * *

沐浴や寝かしつけでの腰痛・膝痛、夜起きなきゃならない辛さ、おっぱいトラブル等あるけど、実家なので随分、楽させてもらってます。

2人は良く泣き、良く飲み、元気です。

2人同時に泣くと、少し声が違います。

今は体格差のせいかな?

2人が入院中、病院でしたことないお世話は爪切りです。

自分で顔を引っかいちゃうので、爪切りは大切!

手袋しようにも手が小さすぎてか、すぐとれちゃうし。

本当に小さな指なので、ひと苦労です。

変に力をくわえたら折れちゃいそう。

寝てる時にそーっとね。

病院に居たときより明らかにふくよかになった2人を見て、ミルクのあげすぎかと心配になります。

でも飲み終わった後にギャン泣きすることもあり、授乳量にはしばらく悩まされそうです。

2人の授乳タイミングを合わせたい・授乳間隔を空けたい、とも思いつつ、母乳量を増やしたいから今は頻回授乳をしたほうが良いんじゃないか、とか考え方が180度変わります。

ミルクも飲んでオムツもキレイで泣き出すのは、何でなのかなぁ。

聞いてみたいです。

いつも何考えてるのかなぁ。

歌ったり、話しかけたりしてるのは届いてるのかなぁ。

理解してなくても温かさが伝わってれば良いなぁと思います。

実家から帰ったら、きめ細やかに面倒みてあげられなくなるかもしれないと思うと余計ね。

1人で2人の面倒をみれる想像がまだできません。

旦那さんの仕事も忙しくて毎日残業だし、休日出勤もあるし、やっていけるかなぁ……不安です。

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