双子を授かる前に、こんなことを考えていました。
結婚して、結婚式して、新婚旅行が終わった。そしたら次のライフイベントは、住宅購入か出産だ。
家を買う勇気はまだない。
子どもを産み育てる勇気も無かったんだけど……。
そんなこと言ってるとあっという間に年をとっていくんだろう。
正直、子どもを産むのはこわいよ。
お腹が大きくなって。産むのはこれまで経験したことのない痛み。
ちゃんと育てられるのか。子どもを愛せるか?
毎日イライラするのか?
自分の時間が無くなるのでは?
子ども優先で自分に無頓着になるだろうか。
ショッピングや外食に制限ができる。
子どもに誇れるほど家事をこなせるか。
仕事をやめて孤立しないか。
必要な書類や制度を調べ、もれ無く処理できるか。
他の親と、明るく愛想よく関われるか。
他人の子にも笑顔で接することができるか。
自分が旦那さんの一番でないことに不満は?
子どもは未知のもの。それが二人の間に来て、二人の関係は望む形でいられるか。
お金は大丈夫か。
覚悟ができない……。
まだ自由でいたい。
親になるならちゃんとした親になりたい。
でも、ずっと二人だけの人生もつまらないかもしれないな。
こんなに悩んでも、できないかもしれないし……
考えすぎかもしれないよね。
わかってる。
案ずるより産むが易し。
子育てで大変なことはいろいろあるだろうけどさ。
やっぱり、喜び、やりがい、充足感なんかがそれを上回る、と思いたいよね。
自分の人生にこれまでなかった面が生まれて、豊かになるはず。
子育てでしたいこともあるはずだよ。
今日思ったのは育児日記をつけることかな。すごく楽しそう。
愛してるってことが伝わればそれで良い。
自分の子どもなんて想像もつかないけど。
でもずっと二人だけはきっとさみしいよ。だから、子ども、望んでみようかな。
いつまでも産める訳じゃないんだし。今が適齢!
自分が子どもをもつなんて想像できなくて。
親になる自信がなくて。
でも子どもが欲しくて。
「子どもを産むなら、覚悟して産まないといけない、無責任ではいけない、それを背負いきれるだろうか」と考えていました。
「そんなこと考えずに産んでしまえ」と思う私とせめぎあっていました。
「欲しい」前提での問答だったと思います。
今思えば、授かって本当に良かったです。
2人に会えて良かった。
これからもずっとそう言っていたいです。
(※当時書いていた自分用の日記を修正して更新しました。)